研究室公開

OPEN LABORATORY

物理が開く新しい世界
応用物理学コース

04

量子光エレクトロニクス

深紫外線発光デバイス

秩父研究室

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

高効率DUV発光素子を実現するための基盤技術研究と、量子・光物性に関する自然科学研究

グローバルな飲料水不足の解決には、波長280ナノメートル以下の深紫外(DUV)光を用いた殺菌が期待されています。 ウイルスの不活化による感染症拡散防止や各種励起光源の小型化、見通し外光通信の実現には、DUV光源が必要となります。 私たちは、高効率DUV発光素子を実現するための基盤技術研究と、量子・光物性に関する自然科学研究を平行して行っています。

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ワイドギャップ半導体ナノ構造創成と時空間分解スペクトロスコピー

光子系(電磁波)と電子系(励起子)の機能を融合させる量子構造デバイス用半導体として、禁制帯幅に相当する波長が200 nm 台の深紫外線から近赤外線まで広範囲をカバーし、環境にも人間生活にも優しいプラネットコンシャスなAlNGaNInN等の族窒化物半導体やZnOMgO等の族酸化物半導体、NiOTiO2等の金属酸化物半導体にスポットライトを当て、エピタキシャル結晶成長法によって原子層レベルで平坦な表面・界面を持つ半導体ナノ超薄膜や構造の形成を行います。また、それらメゾスコピック・ナノ構造のフェムト秒パルス集束電子線励起による時間・空間同時分解分光を行い、微細領域における励起子効果・量子効果(キャリアダイナミクスや点欠陥との相関など)の物理に迫ります。また、それらを用いた光・電子デバイス(紫外線・純青・純緑色半導体発光素子や光と励起子の連成波デバイス等)の形成を行います。