研究室公開

OPEN LABORATORY

先進マルチメディア情報知能システム
情報工学コース

05

コンピュータの目を創る

高性能で安全なコンピュータと知能情報処理

青木・伊藤(康)研究室

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

デジカメを用いた高精度な3次元形状復元体験,生体認証デモなど

人の動きを高精度かつリアルタイムで認識するロボットを実現するためには、現在のコンピュータの能力をはるかに越える新しい原理のコンピュータ(ハードウェア)を作り上げること、さらに、画像を構成しているピクセルとピクセルの間の見えない情報を読み取る新しい画像処理アルゴリズム(ソフトウェア)を作り上げることが必要です。私たちの研究室では、このような、ハードウェアとソフトウェアの最新の研究成果を紹介します。研究室ホームページにオープンキャンパス用の研究紹介ページがあるので、こちらもご覧下さい。

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複数の画像から実世界の構造物を復元

たくさんの画像データを使って物体や建物,地形を精密に復元するための画像情報処理の研究を行っています.例えば人間の顔であれば0.1mm程度の誤差で精密に復元できる技術を開発しました.これは,ピクセルとピクセルの間の見えない情報を読み取る新しい画像処理アルゴリズム(ソフトウェア)によって世界で初めて実現されました.こうした研究は,ロボットの視覚の実現や自動車の自動運転,医療の高度化など,さまざま分野での応用が期待されています.

スマートフォンを用いた非接触な手のひら認証

指紋や虹彩,掌紋,顔,指関節などさまざまな生体特徴を利用した最先端の生体認証に関する研究を行っています.最近では,企業と連携して,手のひらを用いた非接触な個人認証技術を実用化しています.

人体計測・医療分野応用への挑戦(体表・MRI・CT画像の世界初統合)

先端的な医用画像処理に関する研究を行っています.医用画像は撮影するタイミングなどで大きくかつ不規則に変形してしまう傾向がありますが,それらを精密に統合・認識する手法を開発しています.