研究室公開

OPEN LABORATORY

次世代情報通信システムとデバイス
通信工学コース

07

インターネットを支える磁気ストレージ技術

映像もデータも超高密度のハードディスクに

田中・グリーブス研究室

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

世界のデータをすべて記録! 情報ストレージ

情報ストレージ技術は、私たち社会の全てのデータを記録し蓄積する重要な技術で、ビッグデータや人工知能(AI)、ソーシャルネットワークを発展させた基盤です。その中心となっているのが当研究所で発明された垂直磁気記録技術で、パソコンからHDDレコーダ、クラウドデータセンターまで幅広く大容量の情報を蓄積します。当研究室では垂直磁気記録を更に発展させ、より大容量の情報を記録できる技術を研究しています。磁気記録の仕組みや次世代の記録方式、大容量ストレージシステムをご覧になれます。皆様のご来場をお待ちしています

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ハードディスクの超高密度化

東北大学では垂直磁気記録という新しい技術を開発しました。現在では、世界中のハードディスク装置にこの垂直磁気記録技術が使われています。ディスク上の1平方センチ当たり1600億ビットもの膨大な情報を超微細な磁石として記録しています。ビッグデータやインターネットの急速な情報量の拡大を牽引するためにさらに高い性能を目指して理論と実験を通じて研究を続けています。

大容量情報ストレージとコンピューティングの融合

データを記録・保管するというストレージの本来の役割をベースに、ストレージとコンピューティング機能を近接させペタバイ ト(1000兆バイト)級の大容量データ解析を行う新しいコンピューテーショナル・ストレージ・システムに関する研究を行なっています。システムレベルの展開を視野に、垂直磁気記録による高性能情報ストレージデバイスと不揮発メモリ技術を活用したアーキテクチャを一層進展させ、新しい世代を担う情報ストレージシステムのインテリジェンス化の研究を行なっています。