先輩からのメッセージ

　私は高校生の時、化学の力を用いたモノづくりがしたいと考え、本学科を志望しました。本学科では、化学工学・応用化学・バイオ化学と幅広い分野を学ぶことができます。また、座学に限らず演習や研修、基礎実験など多くの経験を積むことができます。そのため、少しでも化学に興味がある人は、必ずやりたいことが見つかると思います。高校の化学よりも踏み込んだ化学を学ぶことは大変ですが、新しい知識や実験結果に出会えた時は大きなやりがいを感じます。ぜひ皆さんも、豊かな自然に囲まれた東北大学で、様々な化学の魅力を発見しませんか？[2023年度]

　本学科の特徴は、「獲得知識の多様性」にあると思います。応用化学・化学工学・バイオ工学を広く深く学んだうえで、学部４年時より探求したい学問を選択します。また、座学に限らず研究室での卒業研修、企業の工場見学等も行われ、実学的な学びのチャンスも多いです。
中学生・高校生の皆さん、好きな勉強はありますか？もし化学嫌いな人でも、１つは魅力的なものが多様な分野を有する本学科において見つかるはずです。
中高生の皆さんが思う以上に化学はたくさんの魅力に溢れています。ぜひ皆さんも本学科でその魅力を体感してみませんか？[2022年度]

　私が本学科を志望した理由は、化学の分野から生物にアプローチできるということを知ったからです。本学科では、化学工学・応用化学・バイオ工学と幅広い分野を学ぶことができます。これらを学んだ上で、自分でさらに知識を深めたいと思うコースを選択することができます。また、座学に限らず演習や研究室での研修、基礎実験などがあり、多くの経験を積む機会に恵まれています。化学や生物を、より原理的な部分から学ぶことは大変ではありますが、新しい知識や実験結果に出会えた時は、非常に達成感があります。東北大学は研究設備がとても充実しており、研究に没頭できる環境です。ぜひ皆さんも、様々な分野に貢献できる化学を学んでみませんか？[2021年度]

　私が本学科を志望した理由は、化学が好きだったことと、将来はものづくりに関わりたいという漠然とした憧れがあったからです。本学科の良いところは、化学工学から応用化学、バイオ工学まで非常に幅広く学べる点です。また演習や研修、基礎実験などが充実しており、自分の手を動かす機会がたくさんあります。高校の化学よりも一歩踏み込んだ化学を学ぶことは大変なときもありますが、ものづくりにつながることを実感できたときは、大きなやりがいを感じます。豊かな自然に恵まれた東北大学は、研究に打ち込むのに最適な環境です。皆さんも杜の都仙台でものづくりにつながる化学を究めませんか？[2020年度]

　私たちが普段の生活で使っているものをはじめ、植物や私たち人間も、全て化学物質から成り立っています。化学・バイオ工学科では、高校までに学んできた化学から更に1歩踏み込み、生化学、物理化学、材料化学などをはじめ、幅広い化学の知識を得ることができます。私は現在、セルロースと無機材料をナノサイズで均一に複合化した機能性材料に関する研究を行っています。困難なこともありますが、自身が研究の、そして化学の最先端にいるということに誇りを持ちながら学ぶことができます。豊かな自然に恵まれた杜の都・仙台にある東北大学で頼れる仲間達とともに、化学を工学へ活かしてみませんか？[2019年度]

　化学・バイオ工学科では、化学分野の総合的な学びを基軸に、化学製品から食品、薬品、化粧品、植物、動物まで、幅広い分野へ展開する能力を身に着けます。現在は、タンパク質の機能を遺伝子操作で制御し、植物の生育への影響について研究を進めています。自分の新たな発想が植物の機能の解明に役立つ、という感覚が、日々の研究活動へ駆り立てます。綺麗な町並みと自然が近い東北の都会、仙台にある東北大学で学び、新たな発見・発明を目指して一緒に研究しましょう！[2018年度]

　先日、中学時代の卒業文集に、将来の夢を「化学者」と書いている自分を見つけ、図らずも近いところまで来たものだと感慨に浸っておりました。高校時代に化学が得意であったことから当学科を専攻しましたが、当学科での学習を通して、深遠なる化学の一端に触れ、その中でも強く惹かれた量子化学分野の研究室に所属出来ていることは大変幸福なことだと感じております。自分で研究室を自由に選択できるのが当学科の一つの魅力だと思いますので、皆様も専攻したい分野が見つかるよう、積極的に学業に励んでみてください。[2017年度]

　私は高校生の頃、化学が得意科目というわけではありませんでした。それでも本学の化学・バイオ工学科への進学を決めたのは、化学という学問を基にして様々な仕組みや現象を解明し、さらに応用することで社会に貢献できる魅力的な研究が数多く行われているということを知り関心を抱いたからです。
本学科では応用化学・化学工学・バイオ工学の3分野を全て学ぶことができます。そのため4年次にコース選択をする際には、自分がどのような研究をしていきたいか、幅広い知識をもった上で考えることができます。また、どの研究室でも充実した環境が整っているだけでなく、それぞれの分野で活躍する先生方から熱心な指導を受けられることもあり、自身の研究にやりがいをもって取り組んでいる学生の姿が多くみられます。皆さんの中には化学が好きな方もいれば、私のようにあまり得意ではないという方もいるかと思います。どちらの方も化学に少しでも興味を持ち、魅力を感じたならば、自身の可能性を信じてみてください。目標とそれを達成しようという強い意志があれば、皆さんも本学科の卒業生のように立派な研究者になれるはずです。ぜひ本学科で最先端の研究を知り、自身の力で未来を切り開いていって下さい。[2016年度]

　私は、高校生のころから化学が好きで、化学・バイオ工学科へ入りました。この学科ではコース選択がある４年次までの間、応用化学、化学工学、バイオ工学の３つのコースにまたがる幅広く専門的な授業を受ける事が出来ます。ただ化学が好きだ、得意だと言う人でも、各分野と向き合って特に自分が興味深いと感じる分野を見つけられると思います。コース選択までの間に出会う友達や先輩は、同じ化学を学ぶ仲間でありながら、自分とは得意分野の異なる人も多く、それぞれの人が自分とは違った感覚から化学をとらえているので、とてもよい刺激を受けることが出来ます。研究室を選ぶ時には、研究室見学など、自分が所属したい研究室の研究内容だけでなく、雰囲気なども知った上で、じっくりと選ぶ機会が設けられていることもこの学科の魅力の１つであると思います。各研究室では、最先端の研究を行っている先生方がいて、それを可能にする環境がと整っている学科です。その道のプロフェッショナルである先生方の指導のもと自分の研究を自分の力で進めていくというのは、とても幸せなことで、みなさんの好奇心もきっと満たされることでしょう。[2015年度]