皆さんには興味を持っていること、憧れていることはありますか。私は小さい頃から宇宙に興味を持ち、ロケットや人工衛星などの宇宙を飛ぶ機械に憧れてきました。そのような機械についてもっと学びたいと考え、この学科を志望しました。機械知能・航空工学科には幅広い分野に渡って数多くの研究室があります。皆さんの興味が少しでも「機械」に関することであればこの学科の多種多様な研究から自分の興味に合った研究を見つけることが出来るはずです。ぜひ皆さんも私たちと一緒に自分の興味や憧れを現実のものへとしていきませんか。[2023年度]
先輩からのメッセージ
君は未来を変えられるか
「未来への挑戦」とは、工学部・工学研究科がキャッチフレーズとして使っている言葉です。このサブタイトルがつけられた「工学部学部案内『未来への挑戦』」では、毎年、先輩学生から高校生・受験生に向けた『先輩からのメッセージ』を掲載しています。
先輩たちがどういう夢を描いて東北大学工学部を志したか、東北大学工学部の魅力は何か、等々をご紹介します。
※[2023年度]は「2023年度入学者用」の略。学年は発行当時のものです。
憧れを想像から創造へ
機械知能・航空工学科 4年 伊藤 光毅さん
好奇心の探求
機械知能・航空工学科 4年 冨江 響さん
“機械”は私たちの身の回りのありとあらゆる場所にあり、それを目にしない日はないと思います。私はその中でも飛行機やロケット 、人工衛星といった空飛ぶ機械が好きで、そういった機械について学びたいと考えてこの学科を志望しました。みなさんもそれぞれがなにかしらの興味や好奇心をもっていると思います。もしそれが少しでも機械にかかわることなら、この機械知能・航空工学科には100近い研究室があるため、その幅広い選択肢の中から自分の興味や好奇心を満たせる研究を見つけることができると思います。私たちと一緒にこの最高の環境でみなさんの好奇心を思う存分探求してみませんか。[2022年度]
三年生から全国から集まる仲間と最先端の研究に触れられる
機械知能・航空工学科 4年 堀 航輔さん
私は子供の頃から鉄道に興味があり、数学や物理を学習するにつれ、鉄道車両の作り手に憧れを抱くようになりました。そのために必要な専門的知識を身に付けられる環境へ進学したいと考え、本学科を志望しました。1つの学科だけで100近くの研究分野があり、企業や他の研究機関とスケールの大きな共同研究ができる機会も多くあります。また、他の学科よりも早い3年次で研究室に配属されるため、専門的な研究に早くから触れられる点も魅力の一つです。全国から集まる仲間と様々な分野の幅広い教養や専門知識・技術を高め合うことができる、この機械知能・航空工学科で4年間を過ごしませんか?[2021年度]
東北から世界へ
機械知能・航空工学科 4年 渡部 光太郎さん
みなさんが機械と聞いて思い浮かべるものは大空を飛ぶ飛行機や、工場で働くロボットといったものかもしれません。しかし、本学科ではそういったものにとらわれず様々な研究が盛んに行われています。私が所属している研究室では髪の毛の1/1000程度しかない分子を人間の意のままに操れないかと日々努力をしています。3年次には学生がチームを組んでオリジナル分子の設計について研究・発表を行うBIOMODという国際大会に出場し、優勝することができました。世界と渡り合えるような研究を一緒にしてみませんか?[2020年度]
自分のやりたい事を自ら選択して学ぶ環境がある
機械知能・航空工学科 4年 松下 智哉さん
小さな時から夢見ていた航空宇宙工学を杜の都・仙台で学んでいます。産学連携の超小型人工衛星の研究開発に従事するなど、刺激的な生活を送っています。自分の作った物が宇宙へ飛び出し、人類の発展に役立つ情報収集を実現する、憧れていた生活が今ここにあります。未知なる宇宙には無限の可能性があります。皆さんも一緒に未知の世界に挑戦してみませんか?[2019年度]
自分のやりたい事を自ら選択して学ぶ環境がある
機械知能・航空工学科 4年 早坂 遼一路さん
高校では物理が大好きで、エンジニアとして社会で活躍することを考えていました。東北大学工学部は、入学する時に学科が決まっているため、自分のやりたい分野へ進学できます。仙台は適度に都会で、関東からも近く、一人暮らしをして自立するのに良い環境です。
東北大学で共に学び、豊かな学生生活を楽しんでみませんか。[2018年度]
世界をリードする研究をともに!
航空宇宙工学専攻 博士課程前期1年 外口 秋絵さん
機械知能・航空工学科には多くの研究室があり、原子から宇宙まで、多岐にわ たる研究がなされています。そのため、様々な分野の研究に触れ、学ぶ機会があることがこの学科の良いところです。講義では、工学系に必要な分野を幅広く学ぶことができ、実験を通してそれらの基礎知識を用いて実際に考察するトレーニングができます。また、2年次の終わりに研究室を選択します(注:現在は3年生の5月に研究室配属)が、この際、研究室見学が開かれ、色々な研究室で話を聞いたり、実際に設備を見たりすることができます(注:現在はオンラインも活用)。やりたいことが決まっていない人でも、色々な分野の勉強をし、先輩方の話を聞くことで自分のやりたいことが見つけられるのではないかと思います。そして、やりたいことが見つかった後は、その分野の研究室に所属し、研究を進めていくことになります。この時、研究設備が整っており、専門分野の資料が手に入りやすく、最先端の研究に従事している教授陣のサポートが受けられる、という環境は心強いものです。これは、私が研究室に所属して研究に参加するようになってから、日々感じてきたことです。 機械知能・航空工学科は、研究のためのすばらしい環境が整っています。是非皆さんもこの学科の一員となり、私たちと一緒に世界をリードする研究をしませんか。[2017年度]
Let’s enjoy student life in Department of Mechanical and Aerospace Engineering
バイオロボティクス専攻 博士課程前期1年 Sirinda Khurewattanakulさん
At first I was worrying about whether I could smoothly finish my bachelor’s degree in Japan or not, since I was the first generation of the international mechanical and aerospace engineering undergraduate course. Speaking truth, I had a lot of troubles with the language. However, the lectures were mostly done in English, so that I have learned in the lectures and finished smoothly my degree.
On the other hand, in the experiment class, professors and TAs sometimes have taught us in half Japanese half English. This is because the experiment class has been carried out with Japanese course students. At first, I felt hard for all technical talking in Japanese. But now, I think that it was a good opportunity for me to get a chance to learn Japanese through the real practice. Even though you may find Japanese is very difficult, I recommend you not to give up to learn Japanese. The more speaking foreign languages gives you the more chances in the future. In addition, speaking Japanese actively allows you to make many Japanese friends. It is noted that passively waiting provides no gain because Japanese students sometimes are too shy to speak English to us. Especially after joining the laboratory, you need to interact with a lot of Japanese students in the lab. I think this is a very good experience to learn daily conversation and technical discussion in Japanese. I have learned the researching and working process from our laboratory’s daily work. The laboratory life teaches me how to work with other students as a team, how to discuss with members of the project team, and how to present and report my results at meetings. These are indispensable techniques for the researchers and engineers.
Now I can say loudly to everyone, “I am so happy to study in Tohoku University. Let’s join us and learn Mechanical and Aerospace Engineering!!”[2016年度]