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2020 ONLINE OPEN CAMPUS
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オンライン進学説明会でいただいたご質問と回答
〇 東北大学工学部の概要と工学部入試:武藤 泉 教授
〇 工学部各学科の魅力紹介
- (1)材料科学総合学科:成田 史生 教授『未来の技術を生み出す1ピース -新材料-』
- (2)機械知能・航空工学科:大西 直文 教授「機械工学を基盤とした世界をリードする革新的技術への挑戦」
- (3)電気情報物理工学科:津田 理 教授『電気情報物理工学が創造するあなたの未来と社会の未来』
- (4)化学・バイオ工学科:冨重 圭一 教授『化学とバイオで環境問題解決に挑む』
- (5)建築・社会環境工学科:本江 正茂 准教授『諸技術を統べる技術-人間と環境の穏やかな関係をめざして』
東北大学工学部の概要と工学部入試:武藤 泉 教授
[入試について(入試全般)]
Q.求めている学生像は?
「学業成績が優秀で、工学部での勉学に強い意欲を持つ人、発想が豊かで柔軟性に富む人、自然界、人間社会に深い興味を持ち、未知の世界に挑戦できる人、論理的にものごとを考えられる人、理論と実践を自ら粘り強く展開していける人、人間に対する深い思いやりを持ち、社会の中でリーダーシップを発揮できる人」を求めています。
なお入試方式ごとの求める人材像については、「入学者選抜要項」の中の「各学部のアドミッション・ポリシー」をご覧ください。
なお入試方式ごとの求める人材像については、「入学者選抜要項」の中の「各学部のアドミッション・ポリシー」をご覧ください。
Q.2022年度(令和4年度)入試の情報を知りたい。
2021年6月公表予定の「令和4年度入学者選抜要項」、及びそのあとに発表される入試方式ごとの「学生募集要項」をご覧ください。入試センターWebでご覧いただけます。
Q.入試ではこの学部で必要な知識や能力、科目分野が聞かれやすいのか。
それぞれの入試方式ごとの評価方法が「入学者選抜要項」に記載されていますので、その記載内容を参考にしてください。
[入試について(AO入試について)]
Q.AO入試の問題は入試センターホームページに掲載されているが、解答も掲載して欲しい。
解答の掲載の予定はありません。
Q.これまでの合格最低ライン等を教えて欲しい。
公表しておりません。
Q.内申書の点数化について具体的に教えて欲しい。
公表しておりません。
Q.AO入試Ⅱ期について概評はA以上とのことだが、合格者はやはり5段階で平均が5.0に近くないときついか?
高等学校での教科成績は「出願書類」審査の一部となりますが、令和3年度入試の「出願書類」の配点は第1次選考では450点中150点、第2次選考では600点中150点となっています。選考における筆記試験、出願書類及び面接試験の配点は、受験年度の「入学者選抜要項」をご覧ください。
Q.海外に親の都合で8年生の途中から11年生終了までおり、日本の高校に2年の夏から編入した。このような場合グローバル入試Ⅰ期とAO入試Ⅱ期の学習成績概評A段階というのはどのように計算すればよいか。
卒業予定の高校(この例の場合、編入した日本の高校)が作成する調査書に示される学習成績概評となります。学習成績概評については、高校側に確認して下さい。
Q.AO入試Ⅲ期は学校の成績が関係ないのか。
AO入試Ⅲ期の場合、出願要件には高校の成績の要件はありませんが、選抜資料となる「出願書類」には高校の教科成績を記載いただくことになります。
[入試について(帰国生徒入試について)]
Q.帰国生徒入試において、出願資格に「1.外国において、学校教育における 12年の課程を修了した者で、原則として、外国において最終学年を含め2年以上継続して正規の教育制度に基づく学校教育を受けているもの」とあるが、「原則」とはどういう意味か。例外があるようであれば、どのようなことかを教えて欲しい。
例外を具体的に示すことはできません。その都度、お問い合わせ下さい。
[入試について(編入学試験について)]
Q.編入学試験について知りたい。
工学研究科・工学部Webの「編入学試験」のページ をご覧ください。なお「令和4年度3年次編入学学生募集要項」が2021年4月に公表されています。上記ページからご覧いただけます。
Q.編入学後の単位認定について知りたい。
専門教育科目について、申請に基づいて審査の上、20単位までを本学部において取得したものと認定します。編入学後に成績証明書・シラバス又は教科書等を提出いただき、書類審査・面接を経て認定を行います。詳しくは「編入学者の既修得単位認定の手続きについて」 をご覧ください。
[大学での学修や生活等について]
Q.1,2年次に教養を受け、そこからコース分けをされるという流れはどの学部も同じか。
工学部、理学部、医学部など「学部」ごとでみると、違いがあります。
工学部内の「学科」ごとでみると、1年次及び2年次前期は全学教育科目が中心となり、2年次後期から専門教育科目中心となり、その後コース配属や研究室配属が行われます。ただし「コース」や「研究室」に配属される時期は、学科により異なります。
工学部内の「学科」ごとでみると、1年次及び2年次前期は全学教育科目が中心となり、2年次後期から専門教育科目中心となり、その後コース配属や研究室配属が行われます。ただし「コース」や「研究室」に配属される時期は、学科により異なります。
Q.パソコンについて、大学2~3年に研究室に配属されると思うが、学生のパソコンは貸与か?それとも自費で購入か?自費だとしたら何円ぐらいのものを使用するのか?
東北大学では、令和2年度から学生のノートパソコンを教育活用(BYOD)することを推進しています。ご準備いただくパソコンのスペックや経済的事情を有する方への支援制度等については、こちらのページをご覧ください。
Q.入学後の縦のつながりや先輩、先生に勉強の相談する機会等はあるか?
学習支援の面でいうと、主に学部1・2年生(全学教育段階)の学びをサポートする「学習支援センター」という組織があり、「SLA」と呼ばれる先輩学生たちが後輩学生の学びをサポートしています。
また、工学部では学生ごとに「アドバイザー教員」が決まっており、学習面を始めとした学生生活全般について個別にアドバイスを行います。
また、工学部では学生ごとに「アドバイザー教員」が決まっており、学習面を始めとした学生生活全般について個別にアドバイスを行います。
Q.奨学金や授業料免除等の詳しい説明が知りたい。経済的な基準やプロセスが知りたい。
工学研究科・工学部Webの「入学料・授業料・奨学金」のページをご覧ください。
Q.どのような職業に就く人が多いのか。卒業後の就職先について知りたい。
東北大学工学部では卒業生の約9割が大学院博士課程前期へ進学します。大学院博士課程前期の修了者の約8~9割が就職し、企業の研究者や開発技術者などとして活躍することになります。例えば「10年後、あるいは100年後といった未来の社会を拓く仕事」や「3~5年後に世の中に出るような製品・システムの開発を通じて未来の社会を作る仕事」、あるいは「社会を支える高度技術システムを担う技術者集団のリーダー」といったような仕事、といったイメージかもしません。
就職先は学科により異なる傾向があります。詳細はこちらのページから各学科のページをご覧ください。
就職先は学科により異なる傾向があります。詳細はこちらのページから各学科のページをご覧ください。
[工学部各学科の魅力紹介:(1) 材料科学総合学科:成田 史生 教授『未来の技術を生み出す1ピース -新材料-』]
Q.材料科学総合学科では、宇宙につながることはどのくらい学べるか。また、どのコースで学べるか。
材料科学総合学科のWebに「ロボット・航空宇宙をつくりだしている材料は?」という特集がありますので、ご覧ください。どのコースで学ぶ内容も、これらの材料創製にかかわってきます。
[工学部各学科の魅力紹介:(2) 機械知能・航空工学科:大西 直文 教授「機械工学を基盤とした世界をリードする革新的技術への挑戦」
Q.パイロットを志望しているが、航空大学校に進学した者はいるか。いるとすればどの程度か。
パイロットの育成を目指した教育は、行っていません。
Q.IBコースに在籍しているが、グローバル入試等で機械知能・航空工学科の受験は可能か。
グローバル入試及び国際バカロレア入試で可能です。
Q.国際機械工学コースではすべてのコースから選択可能とのことだが、機械知能・航空工学科の研究室を選択し学ぶことができるのか。できないようだったらどの研究室が選択可能か。
機械知能・航空工学科のコースのうち、「機械システム」「ファインメカニクス」「ロボティクス」「航空宇宙」「機械・医工学」の5つのコースから研究室を選ぶことができます。研究室の一覧はこちらからご覧ください。
Q.国際機械工学コースについて、どのような学生がいるのか、どのような授業の仕方をしているのか。
国際機械工学コースのWebページをご覧ください。
Q.英語コースの学生は、他の日本語コースの学生と交流する機会はあるか。
卒業研究は上記の5コースの研究室において日本語コースの学生と同一環境で取り組みますので、日本語コースの学生との交流も生まれます(指導は英語により行います)。サークルへ加入すれば、日本人学生と一緒に活動を行うことになるでしょう。また、ユニバーシティ・ハウスに入居すると、日本人学生と外国人留学生との日常的な交流の中で日々の生活を送ることになります。
Q.コロナやSATのSubject Testの廃止などにより、令和3年度実施のグローバル入試はどう影響されるのか。
新型コロナウイルス感染症拡大の今後の状況にもよりますが、できるだけ受験生の不利にならないような方策を検討していきます。
[工学部各学科の魅力紹介:(3) 電気情報物理工学科:津田 理 教授『電気情報物理工学が創造するあなたの未来と社会の未来』]
Q.講演では「音声合成やゲーム情報学なども東北大学では専門的に学べる」と言っていたが、学ぶことができるのか。
Q.大学院に進学せずに学部卒で就職する場合、大学院に進学する方に比べ就職に不利ということはありますか。
不利ということはありません。推薦制度もあり、学部卒も利用することができます。有利不利ということではなく、企業に入ってどういう形で貢献したいかにもよります。より専門的な貢献をしたい場合は、やはりより専門的な経験や知識を持っている人を企業としては求めたい傾向はあり、そういった理由から大学院に進学する学生が多くなっています。とはいうものの、企業に入ってからの役に立ち方は様々ですので、学部卒でも自分のやりたいことができない訳ではなく、その意味では不利ということではありません。かえって公務員などの場合、4年生で受験して学部卒で就職される方も多くいます。入ってから、学部卒で就職するか、大学院へ進学するか、検討するとよいでしょう。
Q.機械知能・航空工学科の医工学コースと、この電気情報物理工学科の医工学の違いを教えてほしい。
「新しい医療福祉機器・システムの開発」や「生命体の構造と機能を解明」に、力学(熱力学、機械力学、流体力学、材料力学)や機構学などの機械工学を使って取り組むのが機械知能・航空工学科の「機械・医工学コース」、電気工学・通信工学・電子工学・情報工学などの電気情報物理工学を使って取り組むのが電気情報物理工学科の「バイオ・医工学コース」です。
それぞれのコースに所属する研究室名や研究内容をご覧いただいた方がご理解いただけると思います。
・機械知能・航空工学科 機械・医工学コース
・電気情報物理工学科 バイオ・医工学コース
それぞれのコースに所属する研究室名や研究内容をご覧いただいた方がご理解いただけると思います。
・機械知能・航空工学科 機械・医工学コース
・電気情報物理工学科 バイオ・医工学コース
Q.高専4年生で、編入を目指している。電気情報物理工学科は2年の後期からコースに分かれるとのことでしたが、3年次編入する場合は、どのタイミングでコースを決めなければならないのか。
電気・情報関係5コースと応用物理学コースは、編入学試験時に別々に募集を行います。電気・情報関係5コースの中でどのコースに配属されるかは、編入学時(4月)に希望調査を行い、その結果を踏まえて決定します。
[工学部各学科の魅力紹介:(4) 化学・バイオ工学科:冨重 圭一 教授『化学とバイオで環境問題解決に挑む』]
Q.高校で生物を選択していないが、大学での生物の講義についていくために高校生のうちに自分で勉強したほうがよいのか。
大学に入ると全学教育や学科専門教育で生物の授業がありますので、高校で学んでなくてもフォローアップは可能です。そんなに大きな心配をすることはないでしょう。もちろん、興味があればぜひ早いうちから少し基礎的な勉強はしていただいた方がよいですが、それをしなかったから絶対に理解できないというものでは決してありません。
Q.3つのコースの選択について、希望は成績順に通るか。
化学・バイオ工学科では、コースの配属は研究室の配属と同時に4年生進学時に行います。コースの決定は、各コースの希望者の中で成績を重視して決定します。
Q.電気情報物理工学科のバイオ・医工学コースと化学・バイオ工学科のバイオ工学コースではどのような違いがあるのか。
電気情報物理工学科のバイオ・医工学コースでは、電気情報物理工学を使った「新しい医療福祉機器・システムの開発」や「生命体の構造と機能を解明」に取り組みます。一方、化学・バイオ工学科のバイオ工学コースでは、分子の視点から生物の仕組みを理解・解明すると共に、 その研究を利用して、生物のもつ緻密な機能を利用・模倣した物質変換、バイオ医薬品合成、治療システムの開発に取り組みます。
それぞれのコースに所属する研究室名や研究内容をご覧いただいた方がご理解いただけると思います。
・電気情報物理工学科 バイオ・医工学コース
・化学・バイオ工学科 バイオ工学コース
それぞれのコースに所属する研究室名や研究内容をご覧いただいた方がご理解いただけると思います。
・電気情報物理工学科 バイオ・医工学コース
・化学・バイオ工学科 バイオ工学コース
[工学部各学科の魅力紹介:(5) 建築・社会環境工学科:本江 正茂 准教授『諸技術を統べる技術-人間と環境の穏やかな関係をめざして』]
Q.将来的に復興・まちづくりに携わりたいが、どのコースで研究することが求められるか。実際に復興・まちづくりに携わっている方々と現場などで関わることは可能か。
本学科のどのコースも、すべての教員と言ってもよいですが、皆、復興とまちづくりにかかわる研究をそれぞれの分野で行っています。例えば水環境デザインコースには津波の研究者もいますし、最近起きている台風での水害への対応についても、例えばメカニズムの研究や1つ1つの街がどのように水害に対応するかの研究もありますし、実際に水害が起こったあとどう復旧していくかの政策作りにも関わっていたりします。都市システム計画コースの教員であれば、避難所の運営の仕方も研究していますし、仮設住宅をどう作るのか、という研究もあります。工業的にプレハブの技術を使ってすばやく仮設住宅を作るための生産システムの研究もありますし、地域の特性に応じて例えば地元の木で仮設住宅を作る研究もあります。仮設住宅からその次の災害公営住宅、復興公営住宅となっていた際にそれらをどこでどのように作るのか、どう運営していくとよいのか、についても都市・建築学コースや都市・建築デザインコースの中で直接扱っていますし、災害公営住宅の設計に直接関わっている先生もいます。
さらに東日本大震災でいえば、10年目を迎え特に課題となっているのが、震災の経験をどう未来に伝えていくのか、という点です。未来で災害に直面した人たちが慌てずに行動できるようにその災害の危険を小さくするために今の震災の経験を伝えていくことが課題となっており、そのための震災遺構をどう保存して、活用していくか、伝承のための空間あるいは犠牲者を追悼するための空間はどのようなものであるとよいのか、なども都市・建築デザインコースや都市・建築学コースで扱っています。
人間と環境の関係を包括的に研究していますので、将来的に復興やまちづくりに関わるために必要なことが、ほぼあらゆるコースでそれぞれの専門分野で学ぶことができます。
「実際に復興・まちづくりに携わっている方々と現場などで関わることは可能か」という点については、現場に行かないと何をすればよいかわからないので、我々は常に現場に出て行って、そこにいる人たち、そこの場所の自然環境と共に研究をしていくことになります。実験室で終わる研究はなくて、現場に出て行くということが基本的な構えになります。
さらに東日本大震災でいえば、10年目を迎え特に課題となっているのが、震災の経験をどう未来に伝えていくのか、という点です。未来で災害に直面した人たちが慌てずに行動できるようにその災害の危険を小さくするために今の震災の経験を伝えていくことが課題となっており、そのための震災遺構をどう保存して、活用していくか、伝承のための空間あるいは犠牲者を追悼するための空間はどのようなものであるとよいのか、なども都市・建築デザインコースや都市・建築学コースで扱っています。
人間と環境の関係を包括的に研究していますので、将来的に復興やまちづくりに関わるために必要なことが、ほぼあらゆるコースでそれぞれの専門分野で学ぶことができます。
「実際に復興・まちづくりに携わっている方々と現場などで関わることは可能か」という点については、現場に行かないと何をすればよいかわからないので、我々は常に現場に出て行って、そこにいる人たち、そこの場所の自然環境と共に研究をしていくことになります。実験室で終わる研究はなくて、現場に出て行くということが基本的な構えになります。
コロナ下での工学部の教育と研究:安藤 晃 副研究科長(教育)
Q.COVID-19によって留学制度等はいまどのようになっているのか。
海外への渡航が難しい状況となっていますので、海外の協定校のオンライン研修を活用したオンライン型の留学プログラムを推進しています。詳しくは、「短期オンライン型留学プログラム 特設ページ」をご覧ください。
「オンライン留学特別プログラム」と「オンライン研修型海外体験プログラム・ショートプログラム」を紹介しています。
「オンライン留学特別プログラム」と「オンライン研修型海外体験プログラム・ショートプログラム」を紹介しています。